「震災を忘れないために、街中に竹灯りを。」HOMEY×竹と人【大牟田レポ】

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HOMEY×竹と人

先日HOMEYで開催された竹あかりイベント。

このイベントをするきっかけになった3名の方に話をお伺いしました。

HOMEY×竹と人

左から、島村さん(竹と人 代表)シンゴさん(homey 代表)Ken-P君(DJ)

断水で不自由さを体験

–このイベントをやるようになったキッカケは何だったんですか?

島村さん(以下、島):自分が前から、街中を竹灯りで街を灯したいと思ってました。

自分がずっと大牟田に住んでて、昔と比べると街が寂しくなってきてるのが嫌で。そんな思いをシンゴに話してみたら「homeyでしてみない?」と言われたのがキッカケでした。

そのタイミングでこの前大牟田で断水が起きました。その時に不自由さを体験して、水が出ないだけでこんなにも大変なんだと。震災が起きた時は、これに加えてガスも電気も使えない。シンゴと話してて、震災を忘れてはいけないんじゃないかと強く思いましたね。その時にKen-Pが震災のことを話してたのを思い出したんですよ。

HOMEY×竹灯り

homey×竹灯り。homeyには音楽やスケボー、アートが好きな人たちが集まります。

Ken-P君(以下、K):僕は奄美大島の出身なんですけど、岩手にいとこがいるんですよ。震災が起きた時に連絡したけど、最初は全く安否が取れませんでした。4日後くらいしてやっと連絡が取れるようになりました。

連絡が取れて、いとこから話を聞いた時は衝撃的でした。メディアでは、「絆」「日本はすごい国」だって言われたのに、いとこは現地で人間性を見たと言ってたんですね。震災が起きて、人の家に入り込んで金目の物を盗んだりする奴らがいたと。精神的にも、身体的にも本当に辛かったと言ってました。

この前大牟田で断水になった時に水が出ないだけで、とても大変だった。水も飲めない、顔も洗えない、食器も洗えない。東北の方達はもっと大変だったんだとなと、断水で不自由さを体験して思いました。

東北では、今もなお復旧活動をされています。放射線の影響で、屋内でスケボーをやってる人もいるんですよ。そういう人たちがいるんだ、ということをもっと知ってほしいですね。

KEMP

今回のイベントで回すKen-P君

シンゴさん(以下、シ):島村さんとKen-Pも言ってるんですけど、断水がきっかけでしたね。不自由さを体験しましたけど、震災を経験した現地の人の話を聞いたりすると次元が違いすぎました。

何かしたいと思ってて、Ken-Pと島村さんの話を聞いた時に、このイベントを考えました。福島では、放射線の影響で外でスケボーができない状況。自分もスケボーしてるからわかるんですけど、自分が好きなことができないのは辛いです。ましてや子供が遊べていない状況。少しでも、自分たちの活動が福島の子供たちのためになればと思います。

スケボー

今回のイベントに仲間たちが集合

自分で作った竹を灯すことで震災を忘れないんじゃないか

島:東北の震災が起きて5年。震災が風化してしまっているんじゃないかなと。福島でスケーターの人たちがチャンネルスクエアっていう活動をしてて、自分も何かしたいけど、どうしたらいいんだろうとモヤモヤしてました。その時に、大牟田で東北の復興のために活動している人たちから「東北に行かなくてもできることがあるんだよ」と言ってもらえて、その言葉に救われました。

っで、それからシンゴと話をしてて、「自分で作った竹に灯りをともすと、震災のことを忘れないんじゃないか」いうことで今回のイベントを開催しました。大牟田も動かないといけない。若い人たちのエネルギーの発散の場、スケボーや音楽で人をつなぐ場をシンゴは作ってくれてる。じゃあ自分は何ができるかと。

震災が3月11日だったので、11日に何かしたいと思って、そのイベントの一発目が今日です。

シ:今後もこのイベントは続けていきます。音楽とかアート、スケボーやってる人は熱い人が多んで、もっとそういう人たちが来て欲しいですね。

島:自分ができることは「竹」なんで。これを続けていって、お世話になった方々に恩返ししていきたいですね。自分も3人の子供のオヤジなんで、子供たちに残していきたいし、伝えていきたいです。

KEMP

Ken-P君が作った竹灯り

homey

最後は仲間たちと集合写真。熱いエネルギーを持った方々が集まります。

取材を終えて

この前の断水をキッカケに考えた人は多いと思います。

その考えを、すぐ行動に起こしている島村さん、シンゴさん、Ken-P君の活動はとても素晴らしいことだと思いました。

このような街中の活動を伝えていく、それこそが地域メディアとしての役割だと感じます。

お店の名前である “homey” とは、ヒップホップの用語で ”地元の仲間” という意味です。

大牟田で火が灯されたこの活動によって仲間が増え、竹灯りで街が明るくなっていく様子を今後も伝えていきたいと思います。

関連情報

屋号
 DRINKSPACE homey ドリンクスペース ホーミー
所在地
 福岡県大牟田市本町1丁目5−19
連絡先
 0944-52-1400
営業時間
 PM8:00~遅くまで
定休日
 毎週月曜日

CHANNEL SQUARE:公式ホームページ

創造企画 竹と人:Facebookページ

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『大牟田ひとめぐり』編集長。1990年佐賀生まれ。 近畿大学卒、IT系ベンチャー企業を経て、大牟田市地域おこし協力隊に。
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