福岡市出身の品川雅哉さんが大牟田を選んだ理由【高齢化のまちを支える社会福祉士】

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OMUTA VOGUE

皆さんこんにちは!

キラキライターの幸森です。

以前ひとめぐりで取り上げてもらいましたが、私はお仕事とは別に色んなまちづくりの活動に参加しています。

まちづくりに関わっていると、様々な方とのご縁を頂くんです。

先日も福岡市出身の素敵な社会福祉士さんに出会いました。

目をキラキラさせながら語ってくれた熱い想いに心を打たれ、記事にさせて頂くことに。

私が感じた品川さんの魅力を皆さんにも知って頂けると嬉しいです。

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 寄り添える人に

福岡市東区出身の品川雅哉さん。

この夏から大牟田市の地域包括支援センターで働いています。

若いころに家族や友人らに支えられてどん底から立ち直った経験があり、今度は自分が支える側になりたいという想いで社会福祉士を目指しました。

品川さんが専門学校で福祉を学び始めて間もないころ、道でホームレスの方から話しかけられたそうです。

『何か恵んでください』

コンビニでおにぎりとお茶を購入し、頑張ってくださいという励ましの言葉を添え男性へ手渡した品川さん。

人助けをしたんだ、いいことをしたなと気分よくその場を立ち去ったけれど、徐々に違和感が沸き起こってきたと言います。

 

「このやり方じゃ何も変わらない。自己満足でしかなくて、無責任な行動だったと思ったんです。相手が誰であろうときちんと話を聞いてその人が何に困っているのかを知る。そうやってもっと相手に寄り添える人間になりたい、と感じた出来事でした。」

大牟田に出会って

社会福祉士が働くステージは様々です。

児童、障がい者、高齢者と幅広い方を対象とします。

 学生だった当時の品川さんは漠然としたイメージのもと勉強に励んでいました。

そんなある時、実習先の方から『熱い人がいる』と紹介されたのが高齢者を専門とする大牟田の社会福祉士。

品川さんはこの出会いによって高齢者に関する大牟田ならではの取組みやケアの質の高さを知ります。

より学びの多い環境がそこにあると感じ、大牟田で働くことを決めたそうです。

実際に大牟田で働き出すと、福祉関係者のレベルの高さに圧倒されたと話してくれました。

大牟田をエキスパートの集まる地だと感じているようです。

「皆さん本当に気持ちの熱い方々で刺激を受けます。沢山勉強して一日でも一時間でも早くその人たちに近付きたいですね。

外から見た大牟田の取組みは完成されたものというイメージでした。でも現場の皆さんはまだまだだとおっしゃるんです。いったい何が足りないのか、今はそこを追究していきたいと思っています。足りないものを作っていけるような社会福祉士になりたいです。」

住民の相談を受け止める役割

品川さんが働く地域包括支援センターの業務は多岐にわたり、大きく4つに分けられます。

 ・生活の困りごとに関する相談窓口

・介護予防

・地域で安心して暮らし続けるためのネットワークづくり

・高齢者の権利擁護

高齢者をメインに様々な相談を受け付け、必要なサービスなどを繋ぎ合わせて支援しています。

業務内容の話になると、これまで笑顔を見せてくれていた品川さんの表情が引き締まります。

そこにはこの仕事に対する想いの強さと覚悟が表れているようでした。

過酷な状況にある方と向き合うことも多いと言います。

「中途半端な関わり方をすれば相談者の人生を狂わせることになりかねないんです。」

だからこそ、ずっと持ち続けている寄り添える人になりたいという想いに適った仕事ができるのではと語ってくれました。

「住民の方が相談しやすい存在になる為に何が必要かを常に意識しています。この仕事はいつでも体当たりなんだよと先輩に教えられました。相談に来られた方のお話をよく聞いて、本当の困りごとをしっかりキャッチしなければいけないと思っています。制度だけではなく地域の資源を上手に掛け合わせて皆さんのお力になっていきたいです。」

認知症になっても安心して暮らしていけるまちに

品川さんら地域包括支援センターの職員さんたちが取り組む業務の中に高齢者SOSネットワーク模擬訓練というものがあります。

認知症の方が行方不明になった際に警察や専門職だけでなく地域全体で情報共有することにより、行方不明者の早期発見を目指す為の訓練。

毎年9月に地域の方を主体として市内全域で取り組まれています。

大牟田から日本中へ広がった取り組みとして有名です。

訓練当日は品川さんに密着して訓練を通して専門職の方と地域の方がどのように関わられているのか取材させて頂くことになりました!

後日記事にして皆さんにもお届けしますね。

愛情ネットへ登録を

行方不明者発生から情報伝達、捜索活動、発見後の情報伝達まで実際の流れに沿って実施される高齢者SOSネットワーク模擬訓練。

今年度の開催は9月18日(日)8:30~

当日は架空の行方不明者情報が市のメール配信サービス愛情ネットでも配信され、それをもとに参加者が市内を捜索するそうです。

これまで参加したことがない方も、この機にメールの受信から参加してみませんか?

愛情ネットでは日ごろから行方不明者の情報だけでなく、大牟田市に関する防災やイベント情報など様々な情報を受け取ることができます。

自分が受信したいカテゴリーが選べるようになっているので、不要なメールを受信することはありません。

災害発生時にも役立つツールなので、ぜひ登録してみてくださいね。

登録はこちらから

PC→http://ai-jo.net/

携帯→http://ai-jo.net/Community/mobile/

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想いの連鎖で若い世代を

誰かの支えになるということは、その人の人生に一歩また一歩と踏み込んでいくことなのかもしれません。

品川さんはご自身の様々な経験からそのことを深く理解しているからこそ、強い覚悟を持って働かれているのでしょうね。

それに加えて品川さんは非常に謙虚な方です。

熱い気持ちを持っているとつい『自分が』という想いが前面に出てしまいがち。

相手軸で丁寧に寄り添おうとする品川さんの姿勢、見習わなければいけませんね。

若いパワー、情熱、そして思いやり、これらを兼ね備えている品川さん。

きっと地域の方々が心から必要とする社会福祉士になっていくことでしょう。

その姿に感化された次の世代が、いつかの品川さんのように大牟田へやってくる、そんな想いの連鎖がエキスパートの集まる大牟田を作っているのだなと思いました。

これは、福祉業界に限られたことではないのかもしれません。

まちに住む私たちがキラキラ輝いていれば、その輝きに魅せられた若い世代が暮らし働く場所として大牟田を選んでくれるはずです。

より多くの想いの連鎖がまちに溢れていくといいですね。

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幸森 彩香
1985年宮崎県出身。地域の魅力を可視化するフリーライターとして活動中。言葉と肉と甘いものをこよなく愛する肉食系文学女子。
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