映画「隣る人」大牟田上映会2017年11月18日(土)込められた想いとは

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みなさんこんにちは、ライターの幸森です。

気が付けば今年も残すところあと2か月をきりました。

あっという間に過ぎていくからこそ、毎日を大切に生きていきたいですね。

秋は毎週末様々なところでイベントが開催されていますよね。

今回ご紹介するのも、そのうちの一つです。

2017年11月18日(土)、大牟田市エコサンクセンターで開催される

映画「隣る人」上映会 & トークセッション

をご紹介します。

主催団体

この上映会を主催するのは”なないろリボン”のみなさん。

昨年は映画「みんなの学校」上映会&シンポジウムを開催されました。

【大牟田で何ができる?】映画『みんなの学校』上映会&シンポジウムから考えるまちづくり
みなさんこんにちは!キラキライター幸森ですっ。 少し前に私がはんばぁ~ぐ亭にいることが明かされましたが お店に来...

映画を通して様々な視点から大牟田の課題を捉え、みんなで考えていくという上映会でした。

開催当時はまだ”実行委員会”として活動されていましたが、上映会後も継続的な活動をしようと立ち上げられたのが”なないろリボン”です。

『子供の夢や希望を育む街へ』が合言葉。

まだまだ知られていない現状・課題が眠る大牟田を『知る』こと、そして『行動する』ことを軸に、様々な働きかけをされています。

「隣る人」とは

今回上映される「隣る人」は、2012年に公開されたドキュメンタリー映画です。

地方のとある児童養護施設で、様々な事情があり親と暮らせない子どもたちと「親代わり」である保育士の生活に、8年にわたって密着。

説明もなく淡々と、そこにある日常だけが映し出されます。

背景にあるものを教えてくれる語り手はいません。

あまりにも淡々と進んでいくので、疑問ばかりが浮かんでしまうという人も少なくないでしょう。

それほど「児童養護」「児童福祉」が、世間から切り離され閉ざされたところに存在しているということなのかもしれません。

ではなぜ、誰にでも理解できる形で描かれなかったのでしょうか?

きっとそれは、この映画を通して考えてほしいことが別にあるからなのでは、と思うのです。

上映会で届けたい想い

上映会を間近に控えた、なないろリボンの打合せに同席させて頂きました。

出席されていたのは、菅原知之さんと坂口明夫さん。

菅原知之さん

・医療法人CLSすがはら 専務理事

・なないろリボン 代表

街に小さな木を植えていく。「経営×まちづくり」地域の課題に取り組む菅原知之さん
”町医者”を掲げ、地域に密着した経営を行っている「医療法人CLSすがはら」の菅原さん。地元大牟田に帰ってきた菅原さんはどのように地域課題...

坂口明夫さん

・こども家庭支援センターあまぎやま センター長

・甘木山学園 支援部長

・「隣る人」トークセッションコーディネーター

※この日は坂口さんの勤め先で催しがあったため、マリオに仮装されていました。

映画の舞台、児童養護施設とはどんなところなのか、坂口さんの案内のもと見学し、そのうえで上映会に向けて活発な意見交換がなされていました。

制度とは

菅原さん

何度も訪れている僕でさえ、毎回「そうだったのか」と思うことがあって。

それだけ複雑な制度ってことなんでしょうか。

坂口さん

制度と言っても、昔から日本で当たり前に行われてきたことを仕組みにしただけのことなんですよ。

親が仕事のときに、隣近所の人が子供の面倒を見ていたのと変わらないんです。

でも今またこの役割を地域に戻そうという働きかけがあります。

そのためには、地域の方のご理解やご支援が欠かせません。

地域との関わり方

菅原さん

私も仕事上地域の方と様々な場面でお付き合いしていますが、ひとつにまとめるのは難しいですよね…。

みなさん一人ひとりに顔があって『地域』という言葉ひとつで考えてはいけないんだなと思わされます。

坂口さん

地域はひとつにまとまらないものだと思ってやるしかないでしょうね。

いろんな考えの人がいて当たり前です。

お互いの在り方を否定しないということを考えれば、まとまらなくて当たり前なんですよ。

映画を通して

坂口さん

時代の移り変わりと共に、よその子は預からないって風潮が一般的になりましたよね。

それは責任追及ばかりが先に出るようになったからです。

何かあったときに、誰が悪いのかを一番に考えるようになってしまった。

この映画はタイトルがいいですよね、隣る人って。

ただ隣にいて、その子に何ができるんだろう、この子は何を求めているんだろうって考える。

専門職だから、とか、仕事として、とかじゃなく。

そんなところに想いを馳せながら、この映画を観て頂けたらなと思います。

取材を終えて

この映画がなぜ、なんの語りもつけずに淡々と日常を映し出すのか。

それは、児童養護施設だからという枠にとらわれず、どこか自分事として観てほしいという願いが込められているからなのかもしれません。

当日、来場された方が抱く疑問を少しでも減らせるよう、上映前に坂口さんから簡単な解説が入るそうです。

また、専門里親の木村香代子さんをゲストに迎えるトークセッションでは「地域社会で子どもを育む、育む人を育む」というテーマのもと様々なお話が繰り広げられる予定です。

隣近所の人の顔がわからなくなっている今を生きる私たちは、未来へ向けて今何をすべきなのでしょうか。

子どもを育てている人、子どもが巣立った人、これから子どもを迎え入れる人、地域に暮らす子どもを見守っている人、そして、子どもと関わりのない人、みなさんにこの映画を観て頂ければなと思います。

多様な立場にある人たちが同じものを観て、それぞれ何を想うのか。

それを互いに共有していくことは、今の地域に最も必要とされていることのような気がします。

私も当日は会場にお邪魔する予定なので、見かけた方はぜひ声をかけてくださいね。

みなさんとお会いできることを楽しみにしています。

イベント概要

映画「隣る人」上映会 & トークセッション

【会場】

大牟田市エコサンクセンター 2階シアタールーム

【日時】

2017年11月18日(土)

午前の部 10時開場 10時半上映開始

午後の部 13時半開場 14時上映開始

トークセッション 12時~13時

【入場料】

500円

【託児】

無料/定員5名 (※要事前申込み)

【問合せ】

なないろリボン

080-4407-9736

nanairoribon.omuta@gmail.com

当日は会場で様々なワークショップやマルシェが同時開催。

親子で楽しめる段ボールハウスやバルーンアートも。

人と環境に愛を循環させるための活動”iサイクル”にご協力いただける方は、ペットボトルキャップをご持参ください。

11月は児童虐待防止推進月間でもあるため、啓発のためオレンジリボン運動も行います。

大牟田市制100周年記念事業

主催 なないろリボン

共催 大牟田市エコサンクセンター

後援 大牟田市/大牟田市教育委員会/大牟田市社会福祉協議会

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幸森 彩香
1985年宮崎県出身。地域の魅力を可視化するフリーライターとして活動中。言葉と肉と甘いものをこよなく愛する肉食系文学女子。
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