みなさんこんにちは、ライターの幸森です。
あじさいが綺麗な季節になってきましたね。
今年も大牟田一のあじさいスポット定林寺では、6月9日~17日の期間中あじさい祭りが開催されるそうです。
この期間だけ開放されるお庭のあじさいを楽しみに出掛けてみてはいかがでしょうか。
個人的には雨に濡れたあじさいが一番好きです。(どうでもいい)
さて、本日はイベントのご紹介!
昨年も大好評だったあの「地域デザインの学校」が今年も開催されますよー!
昨年の記事はこちら
目次
地域デザインの学校とは?
ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、改めまして地域デザインの学校についておさらいをしましょう。
地域デザインの学校とは
参加者同士で楽しく話し合いながら、大牟田の暮らしを豊かにする企画をつくり実際にやってみる市民講座。
主催:大牟田市保健福祉部健康長寿支援課
企画・運営:NPO法人ドネルモ
地域デザインの学校のキーワードは「”住むまち”から”暮らすまち”へ」です。
これはどういう意味かというと、ちょっとした意識の違い。
私が地域活動を始めたときも、この変化がすごく重要なポイントになっていました。
住むまちのイメージは『家があって、そこから通勤通学して、また帰って寝て……』っていう、まちの今を見ている感じ。
一方暮らすまちになると、この先このまちはどうなっていくんだろうかと、意識が未来へ向いているイメージに変わります。
そして『自分がそこでどう生活したいか、このまちに何がほしいか、そのために何ができるか』を考えるようになっていくんです。
高齢化問題という大きな課題に直面している大牟田がこれからどうなっていくのか……。
色んな人たちがそこに想いを馳せていけば、まちに色んなアイディアが生まれていきます。
それぞれの視点・感覚・発想でまちに関わる人が増えるということは、地域を支えるカタチが豊かになっていくということ。
地域デザインの学校は、大牟田がそんな豊かなまちになることを願って開催される講座です。
つまりどういうことかっていうと
主体的にまちに関わる色んな人材発掘しちゃおうぜ!
ってことです。
▼2017年度大牟田講座受講生のみなさん
講座では何を学ぶの?
地域デザインの学校では、話し合いや課題分析のやり方について学ぶことができます。
教えてくれるのは、主催の大牟田市とともにこの講座をサポートする、NPO法人ドネルモの皆さん。
昨年ご紹介した通り、ドネルモは言わばコーディネート(場づくり)のプロ集団です。
ここで学ぶことはきっと、会社の会議や学校での話し合いなど、様々なシーンで応用できるはず!
それだけでも参加する意義があるのではないでしょうか。
さらに、全4回の講座では受講生自らが主体となって、地域活動をデザインしていきます。
地域デザインの学校で出会った仲間とアイディアを練って、卒業後はその活動に取り組んでもらうのがこの講座の最大の目的。
でも安心してください。
卒業後に活動するかどうかは、あなたの自由です。
地域活動では、主体性を持って自発的に取り組めるかどうかが重要となってきます。
当然、地域デザインの学校もそのポイントを大切にしているわけです。
2017年度に生まれた活動
昨年は10代から60代まで幅広い年齢層の受講生が集い、様々なアイディアが生み出されました。
その中のひとつが「大牟田っぽいを探す本」をテーマに作られたZINE(手作り小冊子)を発行すること。
講座終了後、実際に高校生・大学生・社会人の女の子たちがチームとなって【大牟田FANZINE-○m-】の発行を開始しました!
現在は1000部を市内20か所に配置し、10~20代の世代に向けて大牟田の魅力を伝えています。
このチームのメンバーであるひとりの高校生は、地域デザインの学校を「デザインの講座」だと思って参加したのだとか。
ところが蓋を開けてみたらそこは「地域(活動の)デザイン(を考えるため)の学校」だったわけです。
そこで出会ったお姉さんたちと意気投合。
結果として、もともと学びたかったデザインに関係する地域活動を始めることとなりました。
この活動を引っ張っているお姉さんたちはこんなことを語っています。
地デザを受講して「自分ができること」が見えるようになったと思います。
今後は○mを、将来大牟田を支えていく高校生や大学生のチャレンジの場として使ってもらいたいです。
して新しい友人と出会い、素敵な企画を始めることができました。
明確な夢や目標がなくても、人見知りでも大丈夫です!
ぜひ思い切って参加してみてください!
▼大牟田FANZINE-○mーの運営メンバー
自分にも何かできることが見つかるかも、そんな気がしてきませんか?
こんな人におすすめ
地域デザインの学校、気になってきましたよね。
なんでも、
・身近なところで、誰かと何か活動をはじめてみたい
・一緒に活動する仲間を探している
・これからの大牟田のことが気になる
という方には、かなりおすすめとのこと。
さらに私幸森がおすすめしたいのは…
・大牟田の未来なんて、考えたことなかった
・大牟田イケてないわーって思ってる
・大牟田の○○どうにかならんかねと思ってる
というみなさん。
だって、私もそうだったから。
でも、地域に関わるようになってから気付いたことがいくつかあって。
ひとつは、私から見たらマイナスに思えても、違う誰かの視点ではプラスになっている場合も多々あるということです。
地域と関わっていくと、様々な視点を持つ人たちと出会うようになり、こんな気付きや刺激を沢山与えられます。
もうひとつは、大牟田について知ったつもりになっていることが多いということ。
自分が地域活動をしていくことで初めて見える部分は、数え切れないほどありました。
そうやって視点の違う人たちと出会ったり、知らなかった大牟田の姿を見たりしていくうちに、私の世界は大きく大きく広がっていったんです。
広がった世界は地域活動だけじゃなく、プライベートにも色んな影響を与えてくれます。
20代後半から地域に携わるようになって、自分自身のプラスになったと感じる面がとても大きいです。
もしあなたがこの記事を読んでほんの少しでも地域に興味が沸いたなら、ぜひ地域デザインの学校へ参加してみてください。
きっとあなたの世界は大きく広がっていくはずです。
よくある質問!
地域デザインの学校について、何となくご理解頂けたでしょうか。
よくある質問をまとめておいたので、参加を迷っている方は参考にしてくださいね。
Q.誰がやっているの?
A.大牟田市の健康長寿支援課が主催しています。
福岡市で活躍する場づくりのプロ集団、NPO法人ドネルモが企画・運営をお手伝い!
Q.何をするの?
A.みなさんがやりたいことや興味をカタチにしてください。
講座で教えてもらうのは話し合いのやり方や、課題分析のやり方。
同じ受講生に想いを伝えて仲間をつくり、企画をスタートさせるための準備をしましょう。
▼2017年度はあちこちで活発に意見交換する姿が見られました
Q.誰が参加できるの?
A.大牟田市に住んでいる人、通勤・通学している人、大牟田市出身の人が対象です。
それ以外に資格・経験・知識は何も必要ありません。
興味本位の参加?大歓迎!
やりたいことがわからない?大歓迎!
ゆるっと参加しちゃってください。
▼2017年度は幅広い世代の人が参加していましたよ!
Q.参加費はいくらですか?
A.無料です!
お気軽にどうぞ!
Q.全部の講座に出席できません
A.連続講座なのでなるべく出席してほしいです……。
でもやむを得ない場合はテキストの送付や内容のフォローをします!
講座概要
今年度の地域デザインの学校は、全4回の連続講座となっています。
6月23日(土) 11:00~16:30
入学式/オリエンテーション/話し合いのやり方講座
7月7日(土) 11:00~16:30
課題分析のやり方講座/チームづくり
7月21日(土) 11:00~16:30
企画づくり
8月4日(土) 13:00~16:30
卒業式(企画発表&意見交換会)/これからのこと
場合によっては各チーム任意で集まって卒業式での企画発表に向けた資料作成や発表練習を行う可能性があるとのこと。
なお、申込みの締切は6月15日(金)となっています!
その他の詳細は下記の通りです。
【主催】
大牟田市保健福祉部 健康長寿支援課
【会場】
大牟田市市民活動等多目的交流施設えるる
(大牟田市新栄町6-1)
【定員】
30名(応募者多数の場合は書類選考有)
【参加費】
無料
【対象者】
- 大牟田市に住んでいる人
- 大牟田市に通勤・通学している人
- 大牟田市出身の人
【申込み方法】
氏名(ふりがな)、年齢、職業(or地域での役割)、メールアドレス、電話番号、住所、応募動機を記載し、下記いずれかの方法でお申込みください。
【問合せ先】
大牟田市保健福祉部
健康長寿支援課
電話番号:0944-41-2672
最後にもう一度、申込みの締切は6月15日(金)!
参加を希望される方は忘れずにお申込みを!
私も講座の様子を覗きにいくつもりなので、見かけたらぜひ声を掛けてくださいね。
地域デザインの学校でみなさんとお会いできるのを、楽しみにしています。
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