令和元年度おおむた『大蛇山』まつり特集episode02別城徹(三区八劍神社囃子長)

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【まつりを支える人たち】をテーマとした令和元年度おおむた『大蛇山』まつり特集。

所属先やポジションにこだわらず、様々な『縁の下の力持ち』を探し、巡っていきます。

今回お話を伺ったのは、子どもたちに囃子の指導をされている別城徹さん(三区八劍神社所属)。

子どもたちと『同じ土俵』に立つことを大切にされているという別城さんに、大蛇山や子どもたちへの想いを語って頂きました。

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携わり続けているのは恩返しの気持ちと先輩への憧れがあるから

別城徹さん

三区八劍神社 囃子長

1991年大牟田市生まれ、市内在住。

親戚が所属していたことがきっかけで、幼いころから三区八劍神社で祭りに参加している。

現在28歳の別城さんは、これまでどんな気持ちで大蛇山に携わってきたのでしょうか。

別城さん:

「本来の小学校区は隣なのですが、親戚が三区にいたので昔から三区で祭りに参加していました。

祭り以外の時期も三区の仲間たちと遊んでいたので、同じ学校の友達以上に一緒の時間を過ごしてきたんですよね。

先輩たちはみんな兄ちゃんみたいだし、後輩たちは弟みたいで、家族に近い絆と言うか。

幼心にその絆を誇りに想っていたんでしょうね。

校外のリレー大会なんかで三区の仲間に会うとどこか誇らしげにしていた記憶があります。

でも大人になるにつれて仕事との両立や責任の重みなど大変な部分が出てきて、大蛇山への関わり方に悩んだ時期は正直ありました。

ただ、子どものころの『楽しい思い出』を作ってくれたのは三区の大蛇山で、学んだことも沢山あって。

恩返ししたい、繋いでいきたいという気持ちが強くて、今も携わり続けています。

それに、先輩たちがとにかくかっこいいんです。

社会の厳しさを教えてくれる人、辛い時に支えになってくれる人、ムードメーカーとして盛り上げてくれる人、みんな素敵な人ばかりで……。

先輩たちへの憧れを子どものころからずっと抱き続けていることも、大蛇山から離れられない理由のひとつですね。」

▼大蛇山制作をされていた三区八劍神社の皆さんと別城さん(写真中央)

子どもたちへ囃子長としての想い

今年度から囃子長として、小学四年生から中学三年生までの子どもたちを取りまとめている別城さん。

どんな想いで子どもたちと過ごしているのか尋ねてみました。

別城さん:

「囃子長ってあくまでもサポート役なんですよ。

子どもたちが主役の囃子なので、練習についても中学生が小学生に教えることがほとんどです。

囃子の最年長である中学三年生がリーダーとしてみんなを引っ張ってくれているので、それを支えるのが僕たちの役目。

どちらかと言えば保護者に近い、お兄ちゃんのようなポジションだと思っています。

ただ、太鼓をちゃんと叩けるようになっていない子がいたら、囃子としての見せ場に参加できなくなってしまいます。

特に、中学生の囃子が中心となって山車に乗る『六山巡行』や『山崩し巡行』は最高に盛り上がるし、囃子なら誰もが憧れるシーンなんです。

中学へ上がる前までにそこへ参加できるレベルまで育てあげることは、僕の責務かなと。

技術の差は当然あるんですけど、最低ラインだけは全員が超えられるよう意識して練習を見守っていますね。」

別城さん:

「自分が子どものころそうだったように、とにかく祭りを楽しんで、祭りバカになってほしい想いもすごく強いです。

でもそれだけじゃダメで。

人として身に付けてほしいモラルもあるし、三区の看板を背負っている自覚も持ってもらわないといけないし。

上に立って三区を引っ張っている方ほど責任を持っているので、時には先輩方から子どもたちへ厳しい言葉が飛ぶこともあります。

叱られることに慣れていない子どもたちからすると、ちょっと厳しい世界かもしれません。

でもそこから学ぶこととか、そこにある優しさとか、気付いてほしいことがいっぱいあるんですよね。

子どもたちに心から祭りを楽しんでほしいがゆえの厳しさなわけで。

子どものころって『叱られた』こと自体がショックで、それに対して落ち込んじゃうじゃないですか。

だから叱られたことがダメなのではなく、どうして叱られたのか、これからどうしたらいいのか、子どもたちと一緒に考えてあげることも必要かなと。

先輩方と子どもたちの間に立って中和剤になることも、囃子長の役目のひとつだと考えています。

そのためには僕は良い意味で子どもたちと『同じ土俵』に立たないといけないなって。

安心感・信頼感を抱いてもらえないとその役目が全うできないと思うので、毎日練習に参加して、子どもたちの一番身近な存在で在れるよう心掛けていますね。」

仲間たちと素晴らしい奉納を

大蛇山や子どもたちへの熱い想いを語って下さった別城さんに、今年の祭りへの意気込みをお伺いしました。

別城さん:

「囃子以外にも制作、神輿、下山など色んな役割を担う人がいて、それぞれが輝く場が祭りにはあって。

みんなが輝くことで、あの勇壮な大蛇山の姿を地域の方々に届けることができています。

今回は縁あって僕がインタビューしてもらいましたが、祭りに携わる人たちみんなが『縁の下の力持ち』なんですよね。

三区の仲間みんなで支え合って繋がって、今年も素晴らしい奉納ができればと思っています。

当日祭りへお越し下さる皆さんには、大蛇山の勇壮さはもちろんのこと、練習の成果を発揮する子どもたちの姿にも注目して頂けると嬉しいです。」

別城さんは当日も全面的に子どもたちのサポートをする裏方として、祭りに参加されるとのこと。

子どもたちの見せ場が、別城さんにとっての見せ場でもあるのでしょう。

別城さんが大切に、想いを持って支えてきた子どもたちの姿、ぜひ皆さんも見守ってくださいね。

華やかさや勇壮さとはまたひと味違う、温かな大蛇山の魅力に触れられるはずですよ。

令和元年度おおむた『大蛇山』まつり特集スペシャルサポーター

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次回予告

【まつりを支える人たち】をテーマにお送りしている令和元年度おおむた『大蛇山』まつり特集。

次回は『大蛇山に携わり続けるために自分は何ができるか』を考え役割を見出した姉妹、安成亜紀穂さん・雅さん(三池本町祇園宮所属)をご紹介します。

もともとなかった役割を作ってまでまつりに参加する彼女たちは、どんな想いを抱いているのでしょうか。

彼女たちの想いを受け止めた、三池本町祇園宮の魅力にも迫ります。

どうぞ楽しみにお待ちください。

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幸森 彩香
1985年宮崎県出身。地域の魅力を可視化するフリーライターとして活動中。言葉と肉と甘いものをこよなく愛する肉食系文学女子。produced by OmutaTwinkles
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