令和元年度おおむた『大蛇山』まつり特集special02【おおむた海上花火大会】市民リポーター稲葉えみ

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こんにちは、ライターの幸森です。

市民リポーターとして港まつりのイベントリポートを寄稿してくれた稲葉えみさんから、新しい記事が届いています。

港まつりではMCを担当された稲葉さん、前回は『関係者』になったからこそ気付いた故郷の魅力や未来への想いが込められたリポートでした。

今回は観客として訪れた海上花火大会での思い出を綴ってくれています。

色とりどりの花火が打ちあげられたあの日の夜空を思い出しながら、どうぞご覧ください。

おおむた海上花火大会の思い出

毎年、大牟田の夏祭りの最後に開催されるこの花火大会。

夏の終わりを感じるとともに、ちょっとだけ寂しさも込み上げてきます。

実は私は9月に大牟田を離れることが決まっています。

それもあってか、今回の花火大会は私にとって凄く楽しみにしていたイベントでした。

車で会場に向かったのですが、会場付近は道路がとても渋滞していて『打ち上げ時間に間に合うかな?』とドキドキ。

結局会場に向かう時間がなく、停められないほどの車と沢山の人達で溢れかえっていたイオンモールの駐車場から見ることになりました。

ようやく車を停める場所が見つかって外へ出ようとしたときでした。

「ヒュ〜ッ……ドーンッ!!パチパチパチパチ……」

大きな音が胸に響くとともに、色々な形の花火が大牟田の夜空をカラフルに染めます。

次から次に打ち上がっていく約8000発の花火。

あっという間に夏が過ぎていったことに寂しさを抱きつつ、今年も大牟田の花火を見れたことに喜びを感じていました。

特に今年は台風や雨が続いたこともあり、予定していた近隣での花火大会へもなかなか行けず……。

そんな中、夏の最後に故郷大牟田の花火を見ることができてとても嬉しかったです。

来年もまた、故郷の花火を見に行こうと思います。

市民リポーター 稲葉えみ

原稿を読んで

稲葉さんから送られてきた原稿を読んでいたら『綺麗』とか『楽しい』といった感情よりも『寂しさ』の方が強く感じられました。

ひょっとすると彼女が感じた寂しさは単に『夏の終わり』に対するものだけではなかったのかもしれません。

これから新天地での生活を送る彼女にとって夏の終わりを告げる花火は『大牟田での最後の夏』を意味するものだったのではないでしょうか。

生まれ育った地を離れて新たな挑戦をしていると、どんなに充実した刺激的な日々であってもふと故郷の景色を思い出す瞬間が訪れるもの。

彼女が大牟田での最後の夏に見た夜空の彩りは、これから先も彼女の記憶の中で何度も再生されることでしょう。

それはきっと励みや癒しとなって、彼女の新しい日々を支えてくれるはずです。

花火大会は地域活性や賑わい創出といった面でも大牟田の夏に欠かせない行事だと思います。

それは実際に数字としても実感していて、花火大会前日にUPしたインフォメーション記事はたった1日でひとめぐり全体の約3日分に近いアクセス数を記録しました。

でも、彼女の原稿を記事にしていく過程で違う側面に気付かされたんです。

その地の景色や匂いの中で開催される花火大会には『故郷の記憶』としての大切な役割があることに。

子どもたちがこのまちで毎年花火を見ながら胸に刻んでいく記憶は、数字では測れない価値を持つはず。

だからこそ私たちはそれぞれの形で地域行事を守っていくべきなのでしょう。

市民リポートを通して大切なことを教えてくれた稲葉えみさん、新たな地でもますます活躍されることと思います。

居住地が変わっても大牟田・福岡での活動は継続されるそうなので、どこかで見かけたらぜひ皆さんも声援を送ってくださいね。

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幸森 彩香
1985年宮崎県出身。地域の魅力を可視化するフリーライターとして活動中。言葉と肉と甘いものをこよなく愛する肉食系文学女子。produced by OmutaTwinkles
大牟田ひとめぐりとは?
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