大牟田ひとめぐり編集部です、こんにちは。
今年は少し早めの時期から確認されていたホタルですが、近年まれに見る大発生の年となっているようです。
『ゲンジボタルが400~500匹乱舞していた』
という目撃情報を入手した編集部が、大牟田市上内のホタルスポットを調査してきましたよ!
目次
大牟田市上内のホタルスポット
大牟田市内には四ケ・上内・玉川・三池地区のホタルの里を含む8ヶ所でホタルが観賞できるとのこと。
各地域でホタルの生息にふさわしい自然環境づくりが行われているそうで、頭が下がりますね。
今回目撃情報が寄せられたのは、上内小学校の裏手を流れる汐井川近辺です。
ホタルの大群発見
上内小の裏手を乱舞しているという400~500匹のゲンジボタル。
本当にそんな大群が発生しているのだろうかと、半信半疑で向かったところ……
そこには本当に数え切れないほどのホタルの姿が!
ホタルの写真はより綺麗に見せるため、複数枚を重ね合わせる技巧を用いられることも少なくありません。
でもその必要もないほど、むしろ多すぎてボツになった写真もあるほどのホタルが発生していました。
それもかなりの広範囲にわたって発生していて、川辺を歩きながらホタル観賞が楽しめました。
ホタル観賞のルール
大牟田市内のホタルスポットは地域の皆さんが大切に守られているものです。
ルールを守って観賞するようにしましょう。
- ホタルは持ち帰らない
- マムシやヘビ対策に長靴などを着用
- 観賞中は車のライトや懐中電灯の明かりを消す
- 転倒しないよう足元に注意する
- 車は迷惑にならないところに停める
- その他、近隣住民の迷惑となる行動は取らない
綺麗な水辺のシンボルでもあるホタルは、とっても繊細な生き物です。
自宅へ持ち帰っても飼育することは容易ではありません。
また、観賞目的の採集は野生のホタルを減少させることにも繋がるため、必ずそれぞれのスポットで楽しむようにしてくださいね。
ホタル観賞のポイント
初夏の風物詩ホタルを堪能するために、ホタル観賞のポイントを押さえておきましょう!
ホタルの種類
大牟田市内で目撃情報が挙げられているのは、ゲンジボタルとヘイケボタル。
どちらも水辺を好みますが、ヘイケボタルは市街地に近い場所でも発見できるようです。
ホタルの観賞時期
例年5月下旬から6月中旬に見ごろを迎えると言われていますが、発生の早い年では5月下旬が最後の目撃情報となることも。
今年は今まさに見頃といったところでしょうか。
ホタルが好む気象条件
ホタルは気温・湿度が高く、風が弱い日に観賞するのがオススメ!
今週末は気温が高い予報となっているので、たくさんのホタルが飛び交う姿を目撃できるかもしれませんね。
ホタル観賞に最適な時間帯
ホタルが活発に光るのは19時~21時頃とされています。
編集部が撮影に行った際は、20時頃をピークに20時半をまわると徐々に光が減少していきました。
19時半からの1時間程度を目安に考えるといいかもしれません。
ある程度暗くなった方が見応えはありますが、くれぐれも足元などに気を付けて観賞してくださいね。
ホタル観賞まとめ
地域の方々が日頃から自然環境を整備して下さっているおかげで、いくつものホタルスポットが存在する大牟田市。
身勝手な理由でその数を減らしてしまうことのないよう、ルールを守って楽しみましょう。
また、事故や怪我は楽しいホタル観賞の時間を台無しにしてしまいます。
周囲が暗くなるだけでなく、水辺の近くは滑りやすかったり草が生い茂っていて足元が不確かだったりします。
特に小さなお子さんの場合はホタルに夢中になってしまうことも考えられるので、注意してあげてくださいね。
もちろん大人も!
近年まれに見るホタル大発生の年と言われる今年。
ぜひご家族ご友人と初夏の風物詩を楽しんでくださいね。
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