エネルギー産業の発展の原動力となった三池港をもう一度蘇らせたい。「入江 裕二郎」

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「三池港を起点にして、街中に足を運んでもらいたい」

そう語るのは特定非営利活動法人 三池港未来のまちづくり会の理事長である入江裕二郎さん。

入江さんは2015年10月に法人を立ち上げ、「三池港を中心とした街づくり」をコンセプトに事業活動を展開されています。

なぜ三池港、三川坑で街づくりの活動を行われているのか。

取材させていただくことにしました。

三池港、三川坑について詳しくはこちら

https://www.miike-coalmines.jp/index.php

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三池港を中心とした街づくり

今回取材させていただいた場所は三川坑。

昭和15年に開坑し、三池炭鉱の最主力坑として活躍した場所。

また、三池争議や三川坑炭じん爆発事故の場所でもあります。

▼現在は炭鉱電車が移設されています

入江さんがこれまでどのような活動をされてきて、なぜそこまでの情熱を傾けているのはどうしてなのか。

まずはその思いから探っていきたいと思います。

一般公開されている三川坑

まだ寒さの残る3月末のある日、一般公開されている三川坑へ向かいました。

お伺いした時、入江さんは清掃作業中。

入江さん自ら積極的に活動されています。

入江さんから見た三池港、三川坑の魅力は何なのでしょうか。

率直に質問をしてみました。

入江さん:

ここには安らぎがあります。

海がありますでしょ?

小さい頃から過ごしてきて、地平線を見ていて癒されるんですよ。

▼三池港から見た夕日

安らぎがある場所だから、いろんな人に来てもらいたい。

入江さんの活動は、世界遺産になるだろうという時期から動かれていたそうです。

入江さん:

三川坑の一般公開に合わせて、まずは売店から始めました。

自分たちで地域の商品を作りました。石炭クッキーや宮原坑の焼印を押したどら焼き、最初は5〜6個からでした。

一般公開は土日祝のみですが、昨年は1万4千人以上が足を運ばれたとのこと。

さらに世界遺産登録の瞬間には、三池炭鉱と宮原坑2種類のTシャツを作成し

みんなでお揃いで着用し、万歳をされたそうです。

▼三川坑で販売されている三池港サイダー

もう一度蘇らせたい

入江さん:

来てくださった方々が季節感を楽しんでもらえるように、春には花見が出来るように会場作り。

先日は行政の方も一緒に芝桜を植えたりしました。

5月は100周年に合わせて、鯉のぼりを100匹泳がせます。

7月には七夕が楽しめるような企画も考えています。

三川坑の新たな魅力を一つ一つ作っていっている入江さん。

そこには、小さい頃から過ごして来た大牟田に対する愛情が感じられます。

その根底にある想いとは何のなのでしょうか。

入江さん:エネルギー産業の発展の原動力となったこの場所をもう一度蘇らせたい。
そして多くの方に感じてもらいたい。

温故知新という言葉がありますよね?

古いものは古いもので残して、新しいものは新しいもので。

大牟田の先人の方々への敬意。

そして、大牟田に住んでいることへの誇り。

入江さんにお話をお伺いしていて、そんなことを感じました。

▼行政の方と一緒にやっていきたいと、一緒に植えた芝桜

街中に足を運んでもらいたい

これからどのようなことをしていきたいですか?と尋ねると、

優しい笑顔で答えてくださいました。

入江さん:

三川坑には、炭鉱電車が展示されています。

だからこの場所で、実際の電車を走らせたいですね。

子供が乗れるような小さな電車を。

そう語る入江さんの視線の先には、まるで子供達の遊び回る姿が見えているようでした。

入江さん:

”ここを起点にして、街中に足を運んでもらいたい”

元気のある頃を知っているからこそ、その想いが強いのかもしれません。

三川坑は今からいろんなことができると思います。

三川坑を通じて、三池炭鉱の歴史と、これからの街づくりへの思いを優しく伝えてくれた入江さんは、これからも入江さんらしく新たなことを届けてくれるはずでしょう。

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阿部 将英
フリーライター・メディアディレクター。 『大牟田ひとめぐり』編集長。1990年生まれ、元大牟田市地域おこし協力隊。
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