みなさんこんにちは、キラキライターの幸森です。
広角レンズを購入してから益々写真を撮るのが楽しくなりました。
せっかくなので個人のinstagramも真面目に更新していこうかな~と思っています。
よければフォローしてくださいね♡
さて本日は、以前ご紹介したNameLessのオーナーさんをご紹介します!
お店のことはもちろん、まちづくりに関することなど本日も盛り沢山でお届けしていきますよ~。
行動力の塊
オーナーの阿部徳秀さんは佐賀県唐津市のご出身。
▼インタビュー中
中学生の頃にテレビで見た建築士に憧れて建築の世界へ。
-何がきっかけで木工の世界へ?
「22歳の時佐賀県にある工房へ木のおもちゃを買いに行ったんです。
そこで商品に惚れ込んで。
木工にこんな自由なデザインがあるのかと衝撃を受けましたね。
それにここなら子どもたちが喜ぶ顔を間近で見ることができるな、と。
ここで働きたい!と思ってすぐにお願いしました。」
それまで木工の経験は0!
それでもどうしてもその工房で働きたかった阿部さんは、仕事を辞めて1年間木工の学校に通われたそうです。
工房から1番で卒業することを条件に出されたと言います。
「1番の基準がわからなかったので、とにかく勉強しました。
でも卒業が迫ってきても工房から連絡が全くこなくて。
就職活動をしながら独立の準備もし始めました。
そしたらある日突然電話がかかってきて一言『来るやろう?』と・・・(笑)」
実は同じ工房で働かれていた奥様も、阿部さん同様工房に立ち寄ったその日に履歴書を渡してご自身を売り込まれたのだとか。
「当時工房にはそんな人ばかりでした(笑)
だからこそ常に刺激がありましたし、面白かったですね。
負けんぞ!って気持ちも大きかったです。」
数年間工房で働いた阿部さんは2014年3月にNameLessをオープン。
1年後に奥様が加わり、珈琲の提供も始めるなど今のスタイルに近づいていったそうです。
▼阿部さんと奥様
木工以外にも
阿部さんは様々なイベントを手掛けられていますがどれも大掛かり。
もう長いこと経験を積まれているのだろうという印象でした。
ところがイベントを主催したのは今年の春が初めてだったと聞いて驚き!
実はそのノウハウやコネクションも、工房で身につけたのだそう。
「展示会などイベントがとにかく多くて!
つくること以外にも多くのことを教えてもらいました。
一般的な木工所で働いていたら、今のようにはなっていなかったと思います。」
まちの雇用創造に関する活動など、様々なことを仕掛けられています。
「何でもやっているわけではありません。
人のことを想って、まちのことを想ってのことをやりたいと思っています。
想いがないとうまくいきませんからね。」
『想いがないとうまくいかない』というのは私も常々感じているところなので、思わず大きく頷きました。
▼先日開催されたイベントの様子
まちづくりに関わるわけ
出身地でもない和水町のまちづくりに関わられている阿部さん。
そこにはどんな想いがあるのでしょうか。
「大切なのは自分がどうありたいかですからね。
楽しくやって憧れられる存在になることで『あの人みたいになりたい』という子どもが増えてくれたらいいなと思っています。
10年後20年後にいいクリエーターになって出てきてくれたら、いいまちになると思うので。
すぐには効果は出ませんけど、長い目で見てやっていきたいですね。」
とにかく軸がしっかりとしていてぶれないその姿勢はかっこいいの一言。
だからこそ言葉にも自信が溢れているし、その自信が人を惹きつけるのでしょうね。
阿部さんにインタビューをさせて頂いて、地域は違えど同じまちづくりに関わる人間として、とても刺激を受けました。
仕事をしながらまちづくりに関わっていくことは誰にでもできることではありません。
行動力と確かな想いの両方があってこそなのだと改めて感じる取材でした。
私もこれまで以上に想いを大切にしてまちづくりに関わっていこうと思います。
▼阿部さんのお店『木のおもちゃスタジオNameLess』
ライター幸森のTwitterでは未公開写真や取材裏話をつぶやき中♪
フォローしてくださいね♡
Follow @OMUTAVOGUE
この記事を読んだ人は以下の記事も読んでいます


最新記事 by 幸森 彩香 (全て見る)
- 大牟田市のボランティア情報【令和2年7月豪雨災害】 - 7月 9, 2020
- 【九州豪雨】大牟田市で被災された方へのお役立ち情報まとめ - 7月 9, 2020
- 【九州豪雨】大牟田市への支援方法まとめ - 7月 9, 2020