ライターの幸森です、こんにちは。
今週末10月27日にイオンモール大牟田で、小学生が考案した大牟田の新作スイーツが販売されるそうです。
どんなスイーツが出来上がったのか、試作会にお邪魔してきました!
目次
みんなで作ろう大牟田名物!〜想いをカタチにしよう〜
一般社団法人大牟田青年会議所が大牟田の子どもたちに家族・仲間・郷土を想う心を育んでもらおうと2015年から毎年実施されているOMOIAIプロジェクト。
2019年のプロジェクト名を“みんなで作ろう大牟田名物!〜想いをカタチにしよう〜”とし、子どもたちに大牟田の新たな名物となる新作スイーツを考案してもらう企画として実施されます。
販売を子どもたち自身で行うことにより、家族の仕事に感謝する気持ちを持ってもらうことや、販売会までの過程で体験する学校の枠を越えた仲間づくりによって、仲間を想う気持ちを育んでほしいとのこと。
また、ゆくゆくはレシピを公開して大牟田市内の様々な菓子店でこのスイーツを取り扱ってもらい、それが子どもたちの郷土愛に繋がればと考えているそうです。
先月9月には参加希望の小学生たちが集まり、“大牟田の未来”をスイーツのテーマにしてディスカッションを実施。
ボランティアスタッフとして参加してくれる大牟田高校調理科の生徒さんたちも一緒になって、様々なアイディアが出されました。
そのアイディアを元にスイーツを実際に商品化してくれるのは、大牟田市内の菓子店“PatisseriePlantes”の末吉辰隆さんと“お菓子のキタハラ”の北原雅史さんのおふたり。
子どもたちが考えた2つのスイーツ案を、ふたりがそれぞれ練り上げてレシピを作ってくれたのです。
10月の試作会ではふたりと一緒に子どもたちもスイーツ作りに挑戦。
思い描いていたスイーツが目の前で出来上がっていく瞬間は、どんな気持ちだったのでしょうか。
子どもたちはスイーツを頬張りながらこんな感想を聞かせてくれました。
「食べるのがもったいないくらい可愛くできた!」
「お母さんやお客さんが買いに来てくれるのが楽しみ!」
その様子を見守るボランティアスタッフの高校生たちも嬉しそうな表情。
高校生たちにとってもこれまでにない経験だったそうで、最初は不安でいっぱいだったのだとか。
参加してみてどうだったか、お話を伺ってみました。
「どんなものが作れるんだろうとか、小学生相手にどう対応すればいいんだろうとか心配もありましたが、先生方の協力もあって驚くほどうまくいきました。
小学生が楽しんでやってくれて、ホッとしています。
当日の販売が今から楽しみです。」
子どもたちも高校生たちも、販売の日を楽しみにしているんですね。
そんな気持ちを込めて試作会後には看板作りも実施。
パティシエのふたりも一緒になって賑やかに行われました。
末吉さんが担当したスイーツは“未来のプレミアムシュークリーム”、北原さんが担当した方は“未来のトロッコケーキ”と商品名も決定!
大牟田の未来をテーマにしたふたつのスイーツには、それぞれに子どもたちの想いが込められています。
未来のプレミアムシュークリーム
大牟田市の花は「やぶつばき」であり、その色は赤色です。 大牟田が明るい未来になってもらいたいという願いを込めて、やぶつばきの赤と未来の明るいの文字を掛け合わせて赤いシュークリームにしました。
未来のトロッコケーキ
大牟田はかつて炭坑で栄えた町であり、石炭を運ぶにはトロッコを使用していました。 そのトロッコに「夢や希望を詰めて」未来に運んで、未来の大牟田を夢や希望にあふれた町にしようという想いを込めています。
販売会ではふたつのケーキを1セットにして400セット限定で売り出されるとのこと。
ふたりのパティシエが子どもたちのために腕をふるった新作スイーツ、ぜひ27日イオンモール大牟田へ買いに行ってみてくださいね。
販売会詳細
開催日:2019年10月27日(日)
時間:11:00〜15:30(400セット限定販売のため、完売次第終了)
場所:イオンモール大牟田ありあけコート
価格:1セット800円(税込・ケーキ2個入り)
テレビ放映
10月24日(木)、TVQ九州放送の番組ふくサテ!内で、10月に行われた試作会の様子が放映されるとのこと。
ぜひこちらもチェックしてみてくださいね。
放送日時:10月24日(木)17:15〜17:50
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