どうも、大牟田ひとめぐり編集長の阿部です。
5月も中旬に入り、大牟田市民の方々は「大蛇山」を楽しみにされている方も多いのではないでしょうか?
今年は、一番山である「本宮彌劔神社」さんの制作過程を取材させていただきます。
先日行われた竹切り、神事の様子をご紹介します!
制作に使用される竹を切り出し
4月下旬、大牟田のとある山奥。
大蛇山の制作に使用される竹を切りに。
お酒と塩でお祓い。
清める、竹を取らせてもらうという意味合いを込めていらっしゃいます。
みなさんで力を合わせて竹を伐採。
神社の法被を着て、力強く作業に取り組まれます。
切り出して、運び出します。
指示を飛ばされる古賀さん。
真竹を15〜20本程度運び出します。
芯棒に使う孟宗竹
大蛇山の芯棒に使用される孟宗竹を切りに場所を変えます。
なかなか急な斜面。
切り出して、みなさんで運び出されます。
当日切り出された竹。
これに少しずつ息を吹き込んでいきます。
安全祈願祭
大蛇事始め並びに安全祈願祭。
大蛇山を製作するにあたり、山から切り出した竹などの材料と、製作に使う工具をお清めし、製作の安全を祈願するために行われます。
制作開始
今年の大蛇山の制作も始まりました。
切り出した竹を割いていきます。
割いた竹を整えていきます。
大蛇山製作に必要な「竹」「わら」の確保に苦労した時もあったそうです。
古賀会長をはじめとした、神社の関係者の方々の繋がりで現在も確保できています。
今後の世代にまつりを継承していく上で、この材料の確保も重要なこと。
わらは軽トラックの荷台いっぱいの量が必要(!)
昔はわらの確保に困って、畳屋に無理を言って調達したこともあるそうです。
今は若い世代にも大蛇製作を任せられるようになってきましたが、昔は古賀会長がいないと製作できない時期もあったそうです。
今年の一番山である「本宮彌劔神社」
今後も取材を続けていきますので、お楽しみに!