こんにちは、ライターの幸森です。
2019年3月の就航以来、国内外からの観光客をはじめ地元住民からも注目を集めている大人気の観光列車『THE RAIL KITCHEN CHIKUGO』。
運行している週末になると、大牟田市内でも海外からのお客さまをよく見かけるようになりましたよね。
予約で埋まっていることも珍しくないので、まだ乗ったことがない方も多いのでは?
実は9月の大牟田発ディナーの旅はまだ空きがあるので狙い目なんです。(10月以降は空席僅か)
そこで今回車内へ潜入し、こだわりの内装や車内限定販売のグッズを撮影してきました!
これから利用を考えている方はぜひ参考にしてみてくださいね。
目次
THE RAIL KITCHEN CHIKUGOこだわりの内装
沿線のまちの魅力を乗せ、人と人、人とモノ、人と体験をつなぐことがコンセプトのレールキッチン。
まちを再発見できるスペースとして、車内では沿線の様々な地域資源がインテリアに用いられています。
『ちょっと特別で、でも誰かの家に招かれたような落ち着いた空間』がテーマとなっており、大川の家具が使用された車内はほっとくつろげるような装いです。
ふと天井を見上げてみると、竹編みが施されていることに気付きます。
八女の竹を使用したこの天井、なんと手編み!職人技が光りますね。
電車など公共の乗り物は使用する素材に厳しい制限が設けられていて、『竹』を使用するにあたっては相当な企業努力があったのだそう。
他にも壁や床に城島瓦、線路に敷かれている石を砕いて作ったタイルなどが用いられていたり、筑後川の流れなど沿線の情景が様々な形でデザインに取り入れられていたり……。
よく見なければ気付かないようなところまで、細やかなこだわりがちりばめられています。
さりげなくも洗練された美しさの数々が、レールキッチン特有の優雅で落ち着きがある空間を作っているんですね。
車内限定販売!THE RAIL KITCHEN CHIKUGOオリジナルグッズ
乗車したらぜひチェックしてほしいのが、車内限定販売のオリジナルグッズ!
タンブラーや車両キーホルダー、御朱印帳などが販売されています。
御朱印帳は久留米絣が使用されていて、グッズの中でも特に人気が高いとのこと。
この御朱印帳を持って西鉄沿線の寺院を巡るのもまた楽しそうですね。
THE RAIL KITCHEN CHIKUGOのツウな楽しみ方
レールキッチンのお楽しみは食事や内装だけではありません!
車内には乗務員の皆さんが手書きで作ったというガイドブックがあり、沿線のまちを詳しく紹介しています。
もちろん大牟田のページも!
普段は市内の世界遺産を中心に掲載されていますが、大蛇山まつりの前は独自に調べたまつりの魅力を車内でお伝え頂いていたそうです。
季節ごとの魅力も知ることができるガイドブックは要チェックですね!
現在レールキッチン利用日に限り西鉄天神大牟田線、太宰府線、甘木線の全駅で自由に乗降できる『THE RAIL KITCHEN CHIKUGO限定1日乗車券』が発売されているので、食事の前後に沿線地域を観光したい方は予約時に一緒に購入しておきましょう。
そしてもうひとつ、乗車時にぜひ見て頂きたいのが乗務員さんの制服。
ベストやシャツに久留米絣があしらわれているのですが、実は数パターンの柄が存在しているんです。
この日お会いした2人の乗務員さんも、違う柄のシャツを着用されていました。
乗車時にはぜひ注目してみてくださいね。
振る舞われる食事も季節ごとに変わるので、何回乗っても違う楽しみがあります。
ちなみに9月からの秋メニューには大牟田産の落花生が使用される予定とのこと。
沿線地域の食材がふんだんに使われている料理を食べれば、また新しい筑後の魅力に出会えるかもしれませんよ。
その時々で変わるレールキッチンを存分に味わってくださいね。
THE RAIL KITCHEN CHIKUGOの予約方法や運行時間などについてはこちらから
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